日本でのクラウドファンディングがスタート

今日は、みなさんにご報告とお願いがあります。

映画の製作は、いよいよ大詰めを迎えました。
来週月曜日は、サンダンス映画祭応募の締切で、それまでにできるだけ
完成に近いかたちで編集を仕上げ、DVDを送る準備を進めています。

今日と明日は、ウッドストックにある編集のバーナディンの家で
泊まり込みで徹夜の編集作業です。音楽もいい感じで出来上がってきました。
グラフィック・デザイナーは、映画の中で使われるアメリカの地図や
オープニングタイトルの制作を急ピッチで進めています。

そして昨日から、日本でクラウドファンディングをスタートしました。
完成のためにまだ足りない製作資金、そして日本で来年春の劇場公開を
実現するためにかかる、配給&宣伝費の調達のためです。
今年の夏、ハーブの急逝でスケジュールも映画の内容も大きく変わり、
オーバーした製作予算、そして、来年春の日本公開の際にドロシーに来日して
いただくための渡航費用、他宣伝にかかる経費をまかなうためです。

クラウドファンディングとは、インターネットを使って
大勢の支援者から小額を募り、アート、音楽、映画などのクリエイティブな
プロジェクトを実現するという、新しい資金調達とサポーター集めの方法です。

一般の人々が気軽に参加できるという点で、文化支援における民主的な
プロセスでもあり、欧米では、ここ2年ほどでかなり普及してきました。
中には1億円を越えるファンディング(資金調達)に成功する
プロジェクトも出てきています。

私も去年の秋、『ハーブ&ドロシー 50X50』の製作資金として
キックスターターというサイトを通じてファンディングをしました。
その結果、世界中の730人ものサポーターの皆さんから、
8万7千ドルを越える資金援助を頂きました。

英語のサイトで、手続きがわかりずらいにも関わらず、日本からも大勢ご参加
いただきました。そのおかげで、製作がストップしていた映画は撮影を終え、
編集をスタートすることができたのです。もしこのファンディングがなければ、
『50X50』の製作は、中断したままでした。

クラウドファンディングは、まさに「ハーブ&ドロシー」の精神を踏襲した、
新しい形のアート支援です。二人はわずかな公務員の収入から、
自分達が払える範囲で作品を買い集め、アーティストの成長をささえてきました。

その結果は新作『ハーブ&ドロシー50×50』で見ていただく通りです。小さな
1LDKのアパートから始まった二人のささやかな情熱の果実は、最後は全米50州の
美術館に届けられ、次世代に引き継がれる歴史的なコレクションに発展しました。

景気低迷が続く中、日本も欧米も、公共、民間を問わず、
真っ先に予算カットされるのが文化プログラムです。

特にアーティスト支援の環境がまだまだ整備されていない日本では、
アーティストが活動を続けていくことがとても困難になっています。

私は『ハ―ブドロシー 50X50』でのクラウドファンディングを何とか成功させ、
一つのモデルケースとなることを願っています。
そのために、目標値を1千万円という高い位置に設定しました。
もし実現すれば日本で最高値です。

そしてこの方法が、日本の アーティスト、音楽家、映画監督、ダンサーなど、
あらゆる種類の表現者に、アイディアを実現し、発表するための手だてとして
広まって行けば、どんなに素晴らしいだろうと思います。

主旨をご理解いただき、今回のキャンペーンに是非ご参加、ご協力いただければ
幸いです。ご支援頂いた金額に応じて、映画の前売り券、DVD、オリジナルの
Tシャツや、アーティストがデザインした限定スケッチブック、などステキな
プレゼントを沢山用意しました。そして3万円以上のご支援を頂いた方のお名前は、
全て日本語版の映画のエンドロールにお名前を掲載します。

さらに、ドロシーが出席する、日本プレミアの上映会&レセプションご招待の
チケットもあります。資金的な支援は無理、という方も大歓迎!
ツイッター、フェイスブック、ブログなどで広めていただければ大変嬉しいです。

詳しくは、こちらのモーション・ギャラリーのサイトをご覧下さい。
http://motion-gallery.net/projects/herbanddorothy5050

『ハーブ&ドロシー50X50』の完成、そして日本公開までの道のりに、
是非ご参加いただけないでしょうか。皆さんと共に、来年祝杯を上げられるのを
楽しみにしております。

どうぞよろしくお願い致します。

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